合気を、なぜ習う。
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気功の世界にいた私にとって、合気を習う動機は以下のものである。
気功と精神障害と筋トレと
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私が妻の導きで気功に出会ったのが1992年の冬。そして、妻の導きで精神障害者福祉の道にはいったのが1993年の4月である。すぐに考えたのは、というより妄想したといった方がいいけれど、気功の修行を続けていけば精神障害、主に統合失調症の正体がつかめるのではないかということだった。そして、それを症状の改善につなげることができないかということである。
こんな講師・先生・師匠は危険だ。
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私には、武術の師匠がもうお一方いらっしゃる。お3人と共にする時間は私にとって貴重で日々新たな発見に胸踊るものがある。私は自分の師匠選びに満足している。しかし、世の中には、なぜこういう人が先生と呼ばれる立場なのだろうと疑問に感じさせる人が少なくない。そこで「こんな講師や先生や師匠は危険だ」というのをまとめてみた。合気や気功に限らず、起業セミナー、自己啓発、スピリチャルなセミナーの講師選びにも当てはまることがあると思う。読んでいただいている方のなんらかの参考になれば幸いである。
第2の師匠は気は優しくて力持ち 金太郎かな
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いくら私が時間の融通が利く立場であると言っても鈴木師匠の稽古は6時で終わってしまうので平日にはうけられない。そこで、平日に通っているのが昭島に道場を構える「やわらぎ道」である。館長は石森義夫先生。鈴木師匠のお弟子だから私にとっては偉大な兄弟子である。背が高く体格にも恵まれていらしゃる。道場はキックボクシングと合気を教えるというユニークな形をとっている。私はキックに興味がないが、キックも合気もやりたい人にとってはかなりありがたい場所だ。
第一の師匠は心優しいスピリチャル系
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私の合気柔術の第一の師匠は千歳烏山にお住まいの鈴木信幸氏である。カイロプラクティショナーで中医学の整体師でもある。70歳を超えていらっしゃるが、横への開脚でペターと両脚が床についてしまうような柔軟なお身体をお持ちだ。この柔軟にはエピソードがある。先生は60代に前立腺肥大になってしまった。医者によると根治させるには手術で切除するしかないという。身体は必要があってそれぞれの器官があるのだと信ずる先生は手術を拒否して自分で治すことを決心する。老化が引き起こした病なのだから老化したところを元に戻せばいいと開脚を始めることにした。道具も何もいらない。テレビを見ながら毎日何時間も開脚を練習した。そして半年後に両脚がペタと床につくようになり、前立腺肥大も治ってしまったというのだ。
これでできる。合気下げ!
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「あなたは気が強いから、合気下げは簡単なはずだよ」という師匠の言葉に励まされて師匠に合気下げを試みる。何度やっても師匠がビクともしないのに心折れそうになる。師匠が「肩と二の腕にもの凄く力が入っている。」とアドバイスを下さる。力んではいけない、百も承知のはずだが一つ一つの技でこの事を一からやり直さなければならない。トホホ。